最近の不景気はいつも私を直撃する。
昔はあまり気に掛けた事もなかった。運の良い時など世の中の不景気を無視してボーナスの上乗せまでもらった事もある。
それは昔昔、コンピューターの発展の時期の事である。まだ、ワープロなどが一台500万とか600万とかしていた時の事、発展に次ぐ発展の時代。なつかしいな。
私はまだ中学生の弟に言ったものだ、「社会人になる時、コンピューターと英語はきっちりとやっておけ、そうすれば、どんな不景気がきても食いっぱぐれはないよ、日本の市場はもう飽和状態になる。だから今度は世界に日本の製品を売り込む時がやって来るから」30年も昔の有る日の会話である。
今、弟は海外赴任で仕事をしている。パソコン大得意の弟である。
不景気の為に日本の企業も大変らしいが、韓国の企業はすごく大変な状況で、もう夜逃げなんて当たり前、だと。
今日は姉の仕事の愚痴をおとなしく聴いてきた。30年ちかく専業主婦やっていてOLしかやった事ない人がスーパーの魚屋さんに勤めはじめた。
心配したとおり、なかなかだ・・・このごろはいつも家族の事が心配で、私達は大きなうねりの中に寄りつ離れつしている落ち葉の様・・そんな事思いつつ私は、暇さえあれば、取り付かれたように携帯ストラップのビーズワークを続けている。
